「急に踊りだしてしまう癖があって‥」「病気ね」
騒音禁止の秘密クラブでドカンとタップ、馬車乗り回しながらタップ、夜のホテルで全力爆音タップ‥と思わずにやけちゃうシーンで華麗に魅せるアステア。
ホテルでのタップ騒音で苦情を言いにくる下の階の客がジンジャー・ロジャースで‥という流れ。
よくあるすれ違いもので、多くを語らない上流階級だからこそ、という感じ。絶妙にもどかしい!そして、(浮気したと誤解している)奥方が人として出来過ぎてるため、そのサラーとした空気がドタバタすれ違いモノとは違ったムードで好き。
アステアの強引さは嫌なところが全くなく限りなくナチュラルなのは何でなのだろうか‥
ホテルの内装が某ディズニーのイッツアスモールワールドにそっくり!幻想的!
あとは、やっぱり30年代の装いかわいすぎる。この時代に生きたい人生だった。
ナンバー「ピコリーノ」では、意味もなく大スペクタクルなダンスシーンが繰り広げられまさにザハリウッド、贅沢で壮観!
アステアはもちろん、彼についていけるジンジャー・ロジャースも凄いよ‥と見る度感心。ベストコンビで安定して楽しめます。