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花嫁人形のkazu1961のレビュー・感想・評価

花嫁人形(1919年製作の映画)
4.2
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-241 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋もう100年以上も前の作品なのに過去の完成度!!やっぱり笑いのツボは時代を超えた普遍性があるんですね!!なので、これぞまさしくコメディ!!といったサイレント作品です。

🖋監督はハリウッドでコメディの巨匠となったエルンスト・ルビッチ。その彼のサイレント時代の初期の作品。全編を通してキレの良いギャグの連発!!

🖋特に花嫁人形で、人形になりきって演じるヒロイン、オッシー・オスヴァルダのキュートな挙動が最高!!脇を固める人形職人の風貌といい加減な弟子も良いですね。そして舞台劇のような装置・美術の良さも光ります。

🖋なんせ100年以上も前の完成度の高いコメディ!必見ですね!!

😆Story:(参考: 映画DB)
シャテレル男爵は子供が死亡したため、虚弱にて軍人に成らずして生き残れる甥ランスロを仕方なく後継者と定め、配偶者を物色した所、応募の女は多数あったが、ランスロは女を怖れ寺院に逃げ込み、男尼と成って一生を送ろうとした。しかるに神に仕える身の僧が入智恵で、人間同様の動作をする人形と形式的に結婚し、男爵の遺産を貰い受け様とした。ランスロが買い取った人形は、人形屋の小僧の過ちを救わんとするその家の娘オッシが成りすまして居た為自然其処に滑稽を生じ、遂にランスロとオッシとは正式に結婚する。

🔸Database🔸
・邦題 :『花嫁人形』
・原題 :『The Doll Die Puppe』
・製作国 : ドイツ
・初公開 : 1919
・日本公開 : 不明
・上映時間 : 99分
・受賞 : ※※※
・監督 : エルンスト・ルビッチ
・脚本 : ハンス・クレリ、エルンスト・ルビッチ
・原作 : E.T.A.ホフマン
・撮影 : テオドール・スパルクール
・音楽 : マルティン・スモルカ
・出演 : ヘルマン・ティミッヒ、オッシー・オスヴァルダ

🔸Overview (参考:映画. com )🔸
戦後のドイツ国民の考えを知るに適当な風刺劇で、女の数が多く成り、男は軍人にも成れない程な弱虫ばかりと成るとして、骨を刺す皮肉が劇の仮面の下に示されて居る、主役は新顔のオッシ・オスヴァルダ嬢で、ヘルマン・ティーミッヒ氏が相手である。出て来る人々の役名が全部フランスやイタリアの姓名なのも一種の皮肉であろう。無声。
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