140字プロレス鶴見辰吾ジラ

トランスポーター3 アンリミテッドの140字プロレス鶴見辰吾ジラのレビュー・感想・評価

3.6
"プロフェッショナル ~仕事の流儀3~"

ステイサムが我が儘娘を運ぶ、そして爆弾を取り付けられた運命やいかに!

シリーズ第3段は、カーアクションからヒーロー映画テイストへ。愛車から一定の距離離れると起爆する爆弾を取り付けられたステイサム。悪役はテレビドラマシリーズ「プリズンブレイク」でティーバックを怪演したロバート・ネッバー。

我が儘娘のメイクと性格が好かない代わりにアクションはトレーラーの間を片輪走行で切り抜ける曲芸ぶりから、当時はK-1にて日本のお茶の間に長身からの強烈な膝を届けていたセームシュルトも参戦。(ステイサムにスコップで撃沈させられて心残りだが…)

バラエティは豊かのアクションの中に愛車から離れると爆発する恐怖がパワーとなり尋常なスピードで自転車をこぎ追い付こうとするステイサムに、実写版「こち亀」の可能性を見た。設定における起爆力は活かしきれていない印象だが、頭でっかちになったアクションにはワクワクさせられてしまう。