記録。
「フィンガーナゲットよ」
うわぁ安いなーって思ってたら案の定アルバトロスからの作品か。70年代の微妙なホラー『呪われたジェシカ』の監督の作品。
スノーモービルで事故った映画業界人が助けを求めた家の主人は…訪れた客人を食料としてしまう人喰い姉妹だった…!?
ロブ・ライナー監督による大傑作『ミザリー』を明らかに意識しつつ、カニバリズム要素を入れてくるなどという高度なトリッキーさを見せる…のは序盤だけ。
姉妹の姉が若干キャシー・ベイツに似てなくもなかったりはするものの、アルバトロスの十八番、ジャケ写&邦題詐欺が炸裂する珍作。何かを期待してもたいして応えてもらえないのは相変わらず。
『ミザリー』的な何かという展開を早々に捨てても、その後のストーリーは意外とそれなりには紡いではいるので、思ってた程の駄作感が無かったのは逆に残念。こき下ろすにこき下ろせない(笑)
まぁ面白いかと言えばそんなことも無いんですがねぇ。