2022/06/05鑑賞。38点。
ベン・メンデルソーンどこに出てた？
〈あらすじ・ネタバレあり〉
大学生のベンは、2年前に死んだ父親・サミュエルの遺品を受け取る。ベンは鑑識カメラマンの兄・マーカスと不仲で、マーカスと喧嘩した直後にサミュエルが事故死したことも関係悪化に拍車をかけていた。
ベンは友人たちと一緒に、遺品である機械仕掛けの骨董品箱を作動させてみるが、失敗する。
その後、箱は何者かに盗まれてしまい、その直後ベンの親友・ライアンが惨殺される。
ライアンの死に方は、肉体が内側から切り刻まれるという常識では説明不可能なもの。
ライアンの死を知らせに来たマーカスはベンを気にかけ、ベンは友人・メアリーに諭されてマーカスを拒絶せず、少しずつ受け入れるよう努力する。
「因果関係はないと思うけど・・ライアンが死ぬ直前、父親の遺品である箱が盗まれた」とマーカスに明かすベン。
ベンの友人・ネルソンは、全身が内側から切り刻まれた後、手足がもぎ取られる死に方をする。
考古学の教授なら箱のことを知ってるかもしれない・・・そう思って相談に行ったベンは、その箱がブードゥー教の呪いがかかった【ル・ヴォードゥ・モール】と呼ばれる骨董品であることを知る。
かつて【ル・ヴォードゥ・モール】を所有していたフランス人のルーベンスタインという人物は、殺したい対象の名前や肖像画さえあれば、相手に呪いをかけて残虐に人を殺せる骨董品であると記述した。
ルーベンスタインは、【ル・ヴォードゥ・モール】を使ったものの、その計り知れない魔力を恐れて捨てたらしい。
【ル・ヴォードゥ・モール】の手がかりを掴むため、父・サミュエルの他の遺品を調べたベンとマーカス。
2人は、父親が骨董品ビジネスをしていたことや、その時に組んでいた共同経営者・ロバートのせいでビジネスが失敗したことを知る。
ロバートはすでに死んでおり、精神病院で暮らす彼の妻から話を聞き出そうとするがまともに会話ができない。
聞き出した情報をなんとか組み合わせて分かったのは、父・サミュエルが【ル・ヴォードゥ・モール】を使ってロバートを呪い殺したこと。
そして今、ベンの友人たちが次々と【ル・ヴォードゥ・モール】で殺されていると。
その直後、ベンの友人・イザベルが、【ル・ヴォードゥ・モール】の魔力によって顔が焼け爛れて死亡する。
ベンは、夜になってもメアリーが帰宅していないと知る。彼女と一緒に行動する共通の友人・キャンディが【ル・ヴォードゥ・モール】を使って人を殺していると気づく。
実はキャンディは、ロバートの娘だった。
ロバートが残酷に殺され、それを目撃した母親は発狂して精神病院に送られた。キャンディはそれから養子になってひどい虐待を受け続けた。
今回の殺人はその復讐だった。
キャンディは、ベンの目の前でメアリーとマーカスを殺害しようとするが、3人がそれぞれ抵抗して失敗。
ベンを人質にして逃げるキャンディ。
メアリーは、キャンディが焦って置き忘れた【ル・ヴォードゥ・モール】を使って、彼女を呪い殺す。
1ヶ月後。
ベンとマーカスは、【ル・ヴォードゥ・モール】を海に沈める。
