ナサニエル•ホーソーンによるゴシックロマンス小説「緋文字」をベースにしたというなかなか斬新な切り口の青春コメディ!
そもそも「緋文字」という小説は"姦通の罪を犯してしまった牧師や女性の姿を通して人間の苦悩や弱さを浮き彫りにしていく"というなかなか重い作品なんだけど、ウィル•グラック監督はエマ•ストーンの魅力を余すことなく活かし尽くことで見事に陽気な学園ドラマとして映画を成立させてみせた!
小さな嘘をついた結果、噂が膨れ上がりヤリマン女のレッテルを貼られてしまった女子高生のオリーヴの奮闘劇‼︎
チアリーダーやアメフト部の奴らが嫌な奴で文化部や先生が結構いい奴•••という定石をぶち破り、体育会系 文化系 教師 同級生 親と何から何までとにかくロクな奴がいないという四面楚歌な状況の中、彼女に一発逆転はあるのか•••⁉︎
エマ•ストーンが地味目の非モテ女子高生という設定に無理があるだろとツッコミをいれたくなるけど、そんなこと気にしてちゃ映画なんて観れないよね 笑
でも、好みの作品ではなかったです。