バットマンの世界観とティム節が絶妙にマッチし、2.5次元的な空間を創り出す。色合い、光と影の使い方がうまく、全体的に冴えた映像が2次元っぽさマシマシ。
バットマンの経緯や秘密が殆ど闇の中で、ジョーカーにスポット当たってる感じ。それもティムバートンらしいかな?「ビートルジュース」っぽいジョーカー。笑い袋で無理やり愉快さを演出してたのか…と考えると、彼に気持ちが傾いてしまう...意味不明な台詞も謎に惹き付けられたり。
因縁アンド因縁の設定はアツかったし、ヒロインの取り合い状態も良かったが、アクション演出は向いてないね…ゴチャついてた。
スパゲティやケーキが顔でぐちゃって成ったり、美術品をトーマスロブソンみたいなモダンアートにしてるシーンが奇抜可愛くてお気に入り。
ティムの映像の綺麗なまとめ方には惚れ惚れ。