きき

ザ・ターゲット 陰謀のスプレマシーのききのレビュー・感想・評価

2.1
dTVで配信終了作品だったので鑑賞。
アーロン・エッカート、最近あまり目立った作品で見かけないけど、前は結構好きだったなぁ、と。

父一人娘一人の家庭で、娘は父のところに来てからそんなに経っていないようで、色々と不満が溜まっていた。
ある日、父が娘を連れて仕事場に寄ると、そこはもぬけの殻となっていた。
親会社に電話しても、実際に行っても、全く関与していないし知らないの一点張り。
しかし、そんな中会社の同僚に会うが、なんと彼は銃を持って脅してきたが、ただの会社員だと思っていた父は彼を殺してしまう。
一体父の会社に何があったのか、そして父は何者なのか?

というお話。
娘ちゃんが個性的な顔立ちで、少しツンとしてるんだけど、見ているとまだ見ていたくなっちゃう、好きな顔♡

父親が実はCIAだったって話、結構あるあるな気がするんだけど、会社がなくなって騙されてた、っていう間抜けな展開は初めてな気がしました。笑

オルガ・キュリレンコもボンドガール以外はあまりパッとしないなぁ、と。
本作もなんだか中途半端な役でもったいない印象。

アーロン・エッカートが寡黙に頑張る父親なのは満足なのだけど、色々穴のある脚本が残念だなぁ。
娘との関係性とか、オルガ・キュリレンコとの関係性とか、匂わせるだけ匂わせてはっきりした描写がない部分が多くて、ストーリー展開上必要な部分に関してはもう少ししっかり描いてほしかったし、いらない設定は省いてほしかったなぁ。

悪くはないけど、良かったわけでもない、感じ。
テンポもいいし、飽きることはないけど、アーロン・エッカートが主演だから見切れる。
内容的には特に斬新なものもなく、B級感満載。


記録 : 2020年68本目。
きき

きき