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『インターミッション』に投稿された感想・評価

廃館間近の実際の名画座を舞台にした群像劇。さまざまな想いと願いを名画にのせて。

僕は映画館が好きです。
どんなにDVDでいいとかTVでいいとか言われようと、映画館で大切な誰かと、時には知らない人と一つの場所で時間を分かち合う、言葉を交わすわけでもないけれど、それぞれがメッセージを受け取って、何かを想って帰る、その空間が好きで映画館に行きます。
映画館で映写のバイトしていたこともあり、やっぱり映画館、名画座はずっと残ってて欲しいなと常日頃思ってる人です。
そんな気持ちに優しく頷いてくれているような映画でした。

といいつつ、その日2本目の映画だったこともあり、序盤ウトウトでしたが、後半はすごく良くて、ウトウトしたところをあとで見返しました笑

ストーリーとしてはめちゃくちゃだけど笑、ひとつひとつが想いのかたまりで、映画館への愛が詰まった映画だと思います。
ところどころ垣間見得る戦争や原発への想いも、消えていく今でこそ言えるひとつの記録だと。

もっとたくさん映画を観たくなる映画。もちろん映画館で。
みさき

みさきの感想・評価

3.5
銀座シネマパトス閉館に伴って作られた映画でインターミッション中に繰り広げられる観客達の会話の短編集のような映画。

映画が好きであれば好きであるほど楽しめる映画になっていて、様々なセリフ、場面で映画と映画館の魅力について語られていた。インターミッションということで上映されている(と言う設定の)映画の題名が流れるのでいつかそれらを見てみたいと思った。

ただ一応一連のストーリーにはなっているもののあまり魅力的でない会話の時は少し飽きてしまったのも事実。でも原爆や原発をテーマにしている会話などは特に印象的だった。

終わり方も個人的にはとても好き。映画の良さを再確認できる映画だった。
そしてとにかく金髪の染谷くんかっこよすぎました...

映画の話からは少しそれますが、チケットを窓口で買って座席指定ではなく整理番号順に入場し幕が上がって映画が始まる、という映画館に初めて行ったので凄く興奮しました☺️
今からほぼ六年前の2013年3月31日に閉館した映画館「銀座シネパトス」
そこを舞台に閉館真近の銀座シネパトスに集う人々の、映画が上演される幕間(インターミッション)の時間を映す群像劇であり消えゆく映画館へのお別れの意味も込めた記念作品。
しかし自分は足繁く通ったわけでなく数回しか訪れた事はありませんが半地下の入口と前から見ると野球場みたいなレトロ建築はよく覚えてます。
シネパトスの手前に「入口→」と書いたショーケース付きの看板時計塔があってブレイク直前の壇蜜さん主演『私の奴隷になりなさい』のでっかい縦長看板がデーんと立ってたりしましたっけ。
「何をしでかすか、この観客たち」が本作の惹句ですが、基本的に何かが起きる事はなく、ただ淡々とゲスト→会話→退場→次のゲストが繰り返されるだけで、これを映画と言うのはちょっと。
これなら「思い出の銀座シネパトスを偲ぶ」みたいなテレビ番組で実際の俳優・関係者・足繁く通ったファンらによるシネパトスの思い出話しやその思い、等を語った方が良かったんじゃないか?と思いました。
銀座シネパトスが閉館するのは「建物の老朽化」以外の理由はなくて(実際黒字だったらしい)震災や原発の放射能漏れ、社会的メッセージのみが本作唯一のファンタジーだったと思うけど消えゆくシネパトスを見送るってコンセプトに対して甚だ余計な演出だと思うし、ならもっと「閉館は中止、これからもシネパトスは映画を上演し続けます!」みたいなファンタジーに振り切れてても良かったと思う。
でもやっぱり、こういう映画が作られる事自体が銀座シネパトスが長年愛されて、昭和から平成の時代に迄奇跡的に残った昔ながらの数少ない最早「文化遺産」とも言うべき建築物で映画館だったのだと思う。

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