虹をつかむ男の作品情報・感想・評価・動画配信

『虹をつかむ男』に投稿された感想・評価

亡き渥美清さんと「男は辛いよ」を初めとした全ての映画達に対する愛が込められた和製ニューシネマパラダイス。寂れた町のミニシアターで様々な名作達を通して描かれる映画と言う物の素晴らしさと人情と涙に満ちた物語。山田洋次だから成し得たラストカットに全ての映画は自分達の心の中で生き続けると言う事を改めて刻み込まれた。仲の良い映画好きがたまたまこの映画を絶賛しているのを見て何気なく鑑賞を決めたが予想以上の傑作で驚いた。世の中にはまだまだ自分が知らない名作がある事を学ばされる作品だった。ある程度男は辛いよを見ておかないと感動が薄まるかも?って言う部分もあるけど自分に取ってはオールタイムベスト級の作品です。
僕のアナザースカイ, 徳島. 2月にオデオン座行ったからやっと観れて感激. うだつの町並みも良かった. 西田敏行にニューシネマパラダイスのネタバレされたし, ニューシネマパラダイスを観るシーンのニューシネマパラダイスで泣いてもた. “女は結婚しないと不幸せかい? なんちゅうアホな事言うねや”っていう台詞が良かったなぁ.
リク

リクの感想・評価

5.0
めちゃくちゃ良かった。
最後嗚咽しながら観てた。
男はつらいよや昔の名作映画を観ていたらより楽しめると思う。
途中どっかで観たシーンやなって思ってたらそのまま東京物語のセリフだったり、男はつらいよのキャストそのままだったり、映画愛に溢れていた。

個人的良かったシーン。
西田敏行が田中邦衛の前で若者たちの事言ってる場面。
西田敏行の雨に唄えばのシーン。

ラストシーンは大サプライズでとても良かった。

途中の'あいつは張り切ってんだよ。男は好きな女性が不幸であればあるほど幸せを感じるんだ。'ってセリフはなんか刺さった。

観ていて胸がつまされるような、そんな映画だった。

個人的にはこの作品だけでは完成しないけど、色々なバックストーリーで完成した名作映画だと思う。
多分一生好きな映画。

2022.127発目

このレビューはネタバレを含みます

寅さんファンなら絶対に見てほしい寅さん追悼映画。

もう全部良いんだけど、ファン目線でしか語れないのでスコアは付けません。笑
ほんと山田洋次監督の起用する役者は皆良い…皆ちゃんと人の血が通った芝居をするというか、監督の見る目が素晴らしいんだろうな…いやー本当に皆良い。


名画座という舞台を通しての数々の名作の引用とかそれを語る西田敏行の名演説とか透明感溢れる田中裕子とか一発で認識できる柳沢慎吾の存在感とか源公の登場とか素敵ポイント沢山あるんだけど、「若者たち」に出てた田中邦衛のモノマネを本人の目の前で披露する西田敏行が最高でした

ラストに寅さんが出てくる演出も粋すぎてかんとくうううってなった
寅さんまた見なきゃなあ
papanda

papandaの感想・評価

3.8
この作品をきちんと見るのはずいぶん久しぶり。その年予定されていた「寅次郎花へんろ」が渥美さんの逝去で中止となり、急遽代わりに作られた作品。今見ると映画を映す環境とか映画を愛する人達とか、かなり昭和テイストで懐かしい。映画を作る人達の映画はいくつか見るけど、映画を見せる人、上映する立場の人達というのは意外と新鮮だった。作り手が丹精込めて作った作品も、ひどい映像や音響では作品を台無しにしてしまいかねないもの。確かにそうだな。
今日は深谷シネマで山田監督とこの映画で映写指導をなさった鈴木様のお話を聴いた。今まであまり気に留めることのなかった上映に関するお話を聞けてとてもためになった。
①2022.0529☆4.2@家

原節子と重なる田中裕子。
最高の映画賛美

田中邦衛よすぎ
yumiko

yumikoの感想・評価

3.0
「あれ、私いま寅さん観てたんだっけ?」って5回ぐらい思った。
安心して見ていられる、心穏やかな時間でした
桃龍

桃龍の感想・評価

3.5
亡くなったはずの寅さんが登場。
寅さんが続いた理由がよく分かる映画。
最後の寅さんはCGなんだそうだ。
2010-12-21記。
cyph

cyphの感想・評価

3.0
渥美清という身体、車寅次郎というキャラクターなしで山田洋次のイズムを直に浴びるのけっこうしんどくてずっと早回し真顔で観てしまったけど、最後に男はつらいよを映写機で映して渥美清の語りが流れ出した途端ぼろぼろ泣いてしまった まあその直後に西田敏行の号泣をしばらく見させられるあたりやっぱりイズムが濃すぎるのだけど…渥美清という光、天使、奇跡を25年間目の当たりにしていたこと、それが過ぎ去っていってしまったことを突きつけられるとそれだけで泣く 西田敏行にしんみりとテーマソング口ずさますなやという乗れなさに最後まで若干引き裂かれつつ、それにかぶさって流れるオリジナルの寅さんの歌声にしばらく涙が止まらなかった ほんとに変な顔・魅惑的な声・なつこい笑顔と三拍子揃ったスペシャルな役者だこと…

吉岡秀隆が主人公、倍賞千恵子と前田吟が両親という筋書きに加えて村役場係長に柄本明、村長においちゃん、ハロワの通りすがりに源ちゃん 三平ちゃんやおばちゃんも葬式周りでちらちら写ってた タコもどこかに出てたらしいけど見つけられず
ちろる

ちろるの感想・評価

3.9
亡き渥美清さん、そして『男はつらいよ』に永遠に愛を込めたオマージュ作品。

家出をして家を飛びたしふらっと迷い込んだ徳島の小さな町の小さな映画館。

利益度返しで古ぼけたオデオン座という映画館を経営するかっちゃんに絆されて、働くことに。

街にはかっちゃんと同じく映画を愛する仲間達がいてその中に活男を兄の様に慕う八重子(田中裕子)に実はかっちゃんは片想いをしている。想えば想うほど空回り。それはまるで寅さんのごとく・・・

本作は寂れた町、寂れた映画館を舞台に数々の名作映画を通して映画の素晴らしさと人々の優しさを描いた笑いと涙に満ちた作品。
所謂日本版『ニューシネマパラダイス』のような風味もある。
オデオン座で上映されるのはそんな、『ニューシネマパラダイス』に始まり、『雨に唄えば』、木下恵介監督の『野菊の如き君なりき』小津安二郎監督の『東京物語』
などなど。
そして最後にオデオン座でかっちゃんと観るのは『男はつらいよ』。
おもしろいのは、りょう役を演じるのが、『男はつらいよ』で満男役をやる吉岡秀隆さんで、んな彼の東京にいる両親が賠償千恵子さんと前田吟さん。
スクリーンでは、なぜか両親に生写しの俳優を観るというシュールな展開なのだが、そこはこの映画の遊び心。
ずっと、ふらふらしてたりょうも、スクリーンで両親に生写しの俳優を見て懐かしくなったのだろうか、ようやく家路に着く。
そして最後に、なんとバス停の影からトランクを提げた寅さんが一瞬姿を現す。
これは山田洋次監督にしか成し得ないギフト。
そして気がつくのである。渥美清という役者はこの世になくても、彼の魂の入り込んだ『寅次郎』は、いつまでもいつまでもこのわたしたちの中で生き続けてるということを、あの映像が教えてくれる、私にとっては最後まで最後まで幸せな気持ちにさせられるギフトな作品だった。
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