ペコリンゴ

グラバーズのペコリンゴのレビュー・感想・評価

グラバーズ(2011年製作の映画)
3.0
記録。
スピルバーグが作り忘れた傑作(自称)

アイルランドの漁村の島に来襲したエイリアンと島民の闘いをコミカルに描いたSFコメディ。日本劇場未公開。

タコ+ヒトデみたいなエイリアンのめっちゃキモい造形と、意外や意外アルコールが苦手という設定がクリーチャー&酒好きの心を小躍りさせる。

このエイリアン、人間の血を吸う吸血野郎なんだけど、血中のアルコールに弱いんだな。言ってみれば下戸なんですよ。エイリアンのくせに。

そんなら皆んなして酒煽りまくれば無敵やん、圧勝やん!てな感じでパブでタダ飲みパーティ開いて大盛り上がり。その隙に主人公らは退治に向かう。大体こんな感じ。

んー、個人的には凡作。
題材は悪くないのに料理の仕方がよろしくないのか、平凡なBムービーの領域を出てない。かといってコキおろしたい程のウ○コ映画かというとそうでもない。中途半端なんですよね。

まず掴みが弱くてスローペースな序盤は本当退屈。酔っ払ってれば狙われないっていう一番の面白ポイントも、途中で反故にしちゃってるし、恋愛要素など微塵も要らん。エイリアンの造形は非常に良くできましたかな。

よくあるビデオスルークオリティでオススメはしませんが、B級好きなら抑えておいてもイイかも。