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オブリビオンのbackpackerのレビュー・感想・評価

オブリビオン(2013年製作の映画)
3.0
近年、この手の近未来SFが多くなりましたよね。宇宙を舞台にしてるものだと、『月に囚われた男』とか、『リターン・トゥ・アース』ですかね。『インターステラー』や『オデッセイ』も属するかな?
地球を舞台にしてると、『エリジウム』とか『第9地区』とか。『チャッピー』もこちら側?
他にも色々あるわけですけど、ここでは割愛します。

ここまでで、ちょっと二番煎じ感が強くなってきたとは、皆さん思ってると思います。(インターステラーは、ノーラン監督の腕がずば抜けて良かったんですかね、やっぱり)
映画の歴史で一通りのSFが描かれてしまっているわけですから、当然と言えば当然です。
でも、ちょっと捻るだけでもグッと面白くなる作品も多い気がします。

特に、低予算映画の監督の頑張り。脚本を練りに練って、最高に面白い映画にしてやる!って気概が伝わってくるような、そんな迫力がありますもんね。


全然オブリビオンと関係ない話を書いちゃいました。
面白かったです。そこそこに楽しみました。
戦争で荒廃した地球、クローン、ハッピーエンドともバットエンドとも言えない終わり方(かといって、宙ぶらりんで観客に考えさせるような訳でもない。)。

面白かったけど…………ちと微妙?
手垢のついたSFの1つって位置に収まってしまったような……。そうならないためには振り切ってしまうしかないけど、どの方向にパンチをきかせるかというのも難しい……。
面白いんだけど物足りないって気持ちになってしまいました。
あと一歩、あと一歩が欲しいです。
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