今回は1、2の両編に登場した麻薬王ミロのストーリー。娘の誕生日にあたる長い長い1日の話。
レフン監督の最近作では見られなくなったお馴染みの人物紹介。今回も冒頭にあります。
1で合わないかも…とめげそうになったけど、全部観て良かった!面白かったです。
ヤクの商談のその足で薬物更生の会に参加する皮肉。更生しようとするも、新しい世代との摩擦、愛する娘の変化に焦燥してゆく。
激しくかき鳴らしたギター音がミロの心情を表す。
前半はミロ自慢のお手製料理で食あたりした子分たちのエピソードで笑えて、今回はコメディタッチなのかな?と思っていたら、後半は末恐ろしい展開に。ここに出てくるミロの友人が涼しい顔して、恐ろしい男。
予想外にシリーズいちハードな映画。1、2からこの流れは想像できなかった。屠殺場みたい。
シリーズ通して共通するのは、麻薬に関わり、ヤキが回る男の話なのだった。