ハンガリーの詩人の少年時代。家族への腹いせから自殺を試みるエピソード。苛性ソーダと思い、飲み込んだ粉末。ただの小麦粉だった。
だが、アッティラは32歳で鉄道自殺をしているのだ。25分の短編だが、ハン…
ハンガリーを代表する詩人ヨーゼフ・アッティラへのオマージュを捧げた作品。彼の詩の世界の映像化に迫ろうとした荒涼とした土地の中で生きる少年の幻想と現実に迫った一作。自殺未遂に使った粉が小麦粉だったとい…
>>続きを読むヨーゼフ自身の眼差しの様に憧れに満ちて母親を見つめるカメラは母の動き全てを視界に入れて離さない。
そしてそれ以上にカメラは「機械」として、人物たちの「顔」を克明に具体的に映す。
映画は母親の顔で…