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マレフィセントのminorufukuのレビュー・感想・評価

マレフィセント(2014年製作の映画)
3.8
世の女性はもう王子様を必要としないのかねえ…

眠りの森の美女の悪役の魔女マレフィセントを主人公としたディズニー作品。何故彼女が王女に呪いをかけたのかを、彼女の生い立ちも含めて新解釈で描いていた。

ディズニーを観るのはこれを含めて3作目という僕が今作を借りた理由としては、
①ディズニーツムツムというゲームでマレフィセントをずっと使っているから。
②昔から、本当は怖いグリム童話などが大好きだから。
というもの。ちなみに本家眠りの森の美女も未見。

結論からいうと子ども向けではないけど、面白かった。
愛憎の狭間で揺れるマレフィセントをうまく描いていたし、飛行シーンなどはとてもキレイ。オーロラ姫も愛らしくて好感がもてる。
良かったところは他にもあるが、ほとんどネタバレに繋がるので書けない。
しかし、アナと雪の女王を観たときも思ったのたが、最近は王子様が来てハッピーエンドという流れは嫌がられるのだろうか? 今作でも王と王子の扱いが酷い。まあ、僕はそっちのほうが好みだけど。

吹き替えで観たのだが、オーロラ姫役は上戸彩で、とても演技がうまい。剛力彩芽や篠田麻里子とはエライ違いだ。
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