翔海

ウォールフラワーの翔海のレビュー・感想・評価

ウォールフラワー(2012年製作の映画)
4.0
僕に居場所をくれた
彼らが僕の世界を変えてくれたんだ。

高校入学初日に強い洗礼を受けスクールカーストの地位を痛感したチャーリーはひっそりと学校生活を送ろうとしていた。ある日のアメフトの試合で変わり者の兄妹(兄パトリックと妹サム)との出会いで友達もいなかったチャーリーの生活が一変する。チャーリーに待ち受ける一度しかない高校生活や初めて知る青春、友情、恋が内気だった彼を変えてゆく。順風満帆な高校生活にも暗い過去を持つチャーリーに影が潜んでいた。

勝手な考えだけどアメリカの高校は学年隔てなく関われるパーティや学食スペースとかはいいけど悪い面もあるな〜って思ってしまう。私としては性格もチャーリーに似たところがあるのでスクールカーストは低くなりそうです笑 生き抜くためにいかに社交的で居られるかが鍵になりそうだなって思う!そして、ショートのエマ・ワトソンはハーマイオニー感がないから新鮮であるけどショートもありですね!

チャーリーは自分の誕生日に叔母を亡くしたことが原因で幻覚に悩まされていましたが。私も似たような過去を持っていて、私は幻覚はないですが似たような体験をしていまして。。 私は父を事故で亡くしています。亡くなる数日前に一緒にお祭りに行く予定でしたが私はドタキャンをしてしまい謝ることも出来ず、突然居なくなった父に当時は少し自責の念を感じていました。あの時こうしてれば過去を変えられたのではと。けど、この作品でもあった言葉で(過去は変えられない 未来は変えられる)って言葉に頷ける部分があり腑に落ちる感覚がありました。人を救えるのは人の力だと痛感する作品でありこんな青春誰もが憧れる良い作品。
翔海

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