Mountain

ウォッチメンのMountainのネタバレレビュー・内容・結末

ウォッチメン(2009年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

正義とは…人それぞれ

世界大恐慌時代から米ソ冷戦時までの間に、コミックに出てくるようなヒーロー達が実在し、活躍していたという設定のパラレルワールドが舞台。

かつての仲間が殺され、ヒーロー達は身内に疑いの目を向けていく…そんなお話。

史実を絡めつつも、ヒーロー達が暗躍するIf世界が広がっていく感じが面白い!!

オープニングで、ヒーロー達のこれまでの歴史が簡潔に描かれていたのは秀逸でした。

冷戦についてある程度知っていたほうが、より楽しめるかも。

ラストは少し切なかったなぁ…。
世界平和を実現するには、世界各国の脅威となる絶対悪が必要ってことですかい。

共通の敵をもつことで、初めて世界は手と手を取りあうのですねぇ…。

ザック・スナイダー監督特有のやたらスタイリッシュな映像は必見。スローモーションを効果的に使用し、緩急のついたアクションシーンが印象的でした。

出て来るヒーロー達は、どいつもこいつも闇を抱えてなかなか狂っていますが、地に足の付いた人間味が溢れている感じが良かったです。

ロールシャッハはヒーローというか、社会に出しちゃいけないヤバい奴じゃないか?と思ったりしましたけどねww
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