Xavier

ムード・インディゴ うたかたの日々のXavierのレビュー・感想・評価

1.5
うたかたとは、儚く消えやすいもの…
働かずに暮らせるほどの財産を持ち、自由に生きてきた青年コランは無垢な心を持つ女性クロエと出会い、意気投合した2人は間もなく恋に落ちた。
そしてコランはクロエにプロポーズ。
盛大な式を挙げ夫婦となった2人だったが、クロエが肺の中に睡蓮は芽吹くという不思議な病に冒されてしまう。
この病気を治す為には高額な治療費がかかるようになり、財産を使い果たしたコランは初めて働きはじめるのだが…
ザックリ言うとストーリーはこんな感じ
サブタイトルになっている"うたかたの日々"。この"うたかた"は、2つの事に掛かっています。

1つはお金
いくら働かなくても充分なお金があるとはいえ、無尽蔵ではないのでいつかは終わりが来ます。
まるで"アリとキリギリス"の"キリギリス"の様に、お金を浸かっていたコラン
クロエの病気の前に、予兆があったものの、それに目を塞ぎ楽しい事ばかりを考えていたコランに取ってクロエの病は予期せぬ事。そして今まで、働いた事のないコランは精神が疲弊していきます。

もう1つは幸せ。
心が通じあっているときは、幸せいっぱいの2人でしたが、クロエの病とともに
しあわせは泡のように減りはじめ…

個人的な考えですが、多分この2つの事を言いたかったのかなぁと思います。

こんな風に書いていると作品に嵌まったのかなぁと思うかもしれませんが、そうではありません。

この作品、自分が苦手なアート系っぽい作品なんです

映像もカラフルだし、ファンタジーな感じもするんですけどダメなんだよなあ…

だからこんな感じの作品が好きな人には堪らない作品でしょう…

ただ自分にはつまらなかった…
そんな作品でした。
Xavier

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