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ゼロ・グラビティの小のレビュー・感想・評価

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)
4.3
丸の内ピカデリーの爆音映画祭で鑑賞するのは『パシフィック・リム』に続き2回目。ヤバい、ハマりそう。大画面のスケール感と体がシビレル重低音。改めて圧倒されたかも。

いつか観たいと思っていた作品だけれど、これは映画館でないと、と思っていたところのチャンス到来。3Dでないのが玉に瑕だけれど、それを補う巨大スクリーンの大迫力、ズシンと響く大音量。

スペースシャトルで船外作業をしていたところ、破壊された人口衛星の破片が凄い勢いで飛んでくるという事故にあう。シャトルは壊れ、乗組員の大半が死亡。メディカル・エンジニア、ストーン博士とベテラン宇宙飛行士のマットの2人は宇宙空間に放り出される。

そして、マットの機転により宇宙ステーションに向かい、そこにある宇宙船で地球へ帰還を目指すが…、という分かりやすいストーリー。

緊張感、ハラハラ感が凄い。自分も宇宙にいるみたいな気分になってきて、息苦しく感じてきてしまう。波乱の展開が相次ぎ、ほっとしている暇がない。多分、ところどころ息を止めていたと思う。

ジョージ・クルーニー演じるマットがナイスガイすぎ。自分には絶対無理な憧れの大人。ラストの方のシーンはリアリティかつ劇的だけど、ここでもマットの存在感が凄い。

これは3D上映の機会があったら、また観たい作品。できれば爆音+3Dで上映してくれないかしら。
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