マジシャンのチーム「フォー フォースメン」がラスベガスで行われたショーの現場から遠く離れたパリの銀行の金庫のお金を盗むトリックを披露する。警察は彼らの手口を突き止めようとするのだが、フォー フォースメンは次々と奇想天外なイリュージョンを繰り出していく…という話。
来月に続編が公開なので再見。
再鑑賞なので結末までを知った状態で観るとオチに関する部分で反則気味なミスリードをしていてフェアではないなあと感じたものの、やはり初見めはビックリしたしスケールが大きくてロマンのある作品だった。
個性豊かなキャストが揃っており、ジェシー アイゼンバーグの軽妙な早口台詞を交えたマジックは爽快の一言。マーク ラファロにウディ ハレルソンはさすがの演技力だし、モーガン フリーマンにマイケル ケインの重鎮2名は珍しく小悪党な役柄で存在感をしめしていた。
華やかで大掛かりなイリュージョンの元になっているものが比較的分かりやすいテーブルマジックなのも面白い。
警察が極めて無能とか色々雑な演出も多いが、アクションを交えつつ一気に見せるスピード感で充分すぎるほど補っていた。
続編はこの豪華キャストにダニエル ラドクリフが加わるのか…出演料だけで邦画大作10本くらい作れそう。
