マサキシンペイ

渇き。のマサキシンペイのレビュー・感想・評価

渇き。(2013年製作の映画)
2.2
常識人が狂気趣味に憧れて作ったような映画。

狂気は反倫理なだけで反理性を意味するわけではないが、この映画は「狂人の考えていることはわかりませんねぇ」というような見世物感覚の反理性でしか狂気を描けていない。まるで狂人の考えていることを理解できているとは思えない。みんなバカにしか見えない。

これだけのキャストを揃えていながら、魅力的なキャラクターが一人も出てこない。
ただ不快な暴力描写。寒い。
マサキシンペイ

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