世界的に高級靴の代名詞として有名なクリスチャン・ルブタンの手がける妖艶な映像ショー。
大好きなデヴィッド・リンチが音楽を務めていたので観てみたけれど、ルブタンの性癖を延々と見せられているようで何とも言えない気持ちになった…(笑)
ダンサーの美しさの虜になり、それが靴製作にもインスパイアを与えているとルブタン自身も劇中で語っており、ほぼ裸でルブタンのシューズを纏い、妖艶に踊るダンサー達がこれでもかというほど登場する。
そこにいやらしさのようなものは感じず、まさに芸術的なショーという感じではあるけれど、私の美的意識が低すぎるのか演出に共鳴出来ず、ルブタンの嗜好を一方的に見せられている感が拭えずじまい…。
ルブタンの靴を愛する人や、クレイジーホース等のショー文化に興味がある人ならば、もっと心に響く何かがあるのかも。