『魔法少女まどか☆マギカ』を観て以来
ずっと時間リープものに興味がある。
映画で言えば『バタフライ・エフェクト』
『インターテイラー』。
アニメなら『涼宮ハルヒの消失』
『シュタインズ・ゲート』
『Re:ゼロから始める異世界生活』。
『君の名は。』も拍車をかけた。
時間ものは奥が深い
『まどマギ』など
ダーク・ファンタジー系に馴染んでると
この映画は健康的だ。
アバウト・タイムとは「愛おしい時間」
という意味だから当然か。
風変わりな家族がいい。
母親は優しいが変わってる。
頼もしくて自由で多忙。
感情に流されない。
父親は50歳で大学の教員を辞め、フリー。
少年の瞳をしてる。
同居の叔父デズモンドは天然でマイペース。
夏休み中毎日顔を合わせていた少女を
最終日になっても気づかない。
いつもスーツにネクタイ
主人公がロンドンへ旅立つ時
叔父は小遣いだと小銭をじゃらじゃら手渡し、
父親は「毎日電話するな ママは忙しい」
とズレた忠告をする。
不思議ちゃん男性陣が可笑しい
ロマンチックな内容。恋人と観たい映画だ。
…が一つだけ思うことがある。
過去へ戻って人生をやり直すのは
多分に「苦しみ」に満ちてる。
一期一会、諸行無常、風流（初々しい心）
でないから。
『まどマギ』のほむらも
『Re:ゼロ』のスバルも
『シュタゲ』のおかりんも
深い闇を心に抱くことになる。
この映画でもそのことは少し触れている
