このレビューはネタバレを含みます
前作からまさに10数年。けど劇中では前作の1年後というのにクスッとしてしまった。
タイトル通りドリーが主役の本作品。ドリーの視点から見た世界がスクリーンいっぱいに広がります。
もちろん前作を知ってる人には懐かしい要素がありつつも知らない人ニモわかりやすい展開だった。
前作同様、沢山の魚達や海の哺乳類の仲間達も多く描かれている。特にタコのハンクの動きや生態描写が非常にリアリティがあった。
また、キャラクター描写も秀逸で、マーリンとニモは脇役に徹しつつも前作で培った親子の絆がよく表れていた。
ドリーは相変わらずのポジティブっぷりの中に、時折見せる自身のコンプレックスに対する弱音に非常に涙します。
海の仲間同士の奮闘もとても壮大で、コンビネーションを上手く描きつつも、ピクサーの中ではいつになくハチャメチャなストーリー展開に笑いと涙がいっぱいになる。
前作同様の絆をテーマに、ピクサーの個性的なキャラクター達が大奮闘!
続編として、観て損はない作品です!