ディズニー ピクサー作品、初体験。
11歳の女の子の頭の中には五つの感情があり、リーダー格のヨロコビを中心に愉しく暮らしていたのだが、引越し・転校をきっかけに感情が制御できなくなり、頭の中の世界でちょっとしたパニックが起こるという話。
今までピクサーに関心がなかったのだが、似たような設定の「脳内ポイズンベリー」を観て面白かったのと、本作の評判がすごぶる良いので鑑賞。
相当クオリティが高くて、良くできた作品。でも、全編の8割くらいはモヤモヤして余り楽しめず。これは観てる側の僕自身の問題かと。腐ったオトナなので。
だが、ラストで明らかになるカナシミの存在意義は、実に秀逸な設定だし、途中から出てくるビンボンという脳内空想生物の男気には号泣させられた。所々は感銘を受ける話だった。
原題はインサイドアウトで、こちらの方が作品のテーマと合致している。ぜロ グラビティの時も思ったが、邦題つける時は良く考えてつけないとラストの感動がワンランク落ちちゃうんだよなあ…