大森立嗣監督、瑛太、松田龍平主演。
まほろシリーズ第二弾。
町田を舞台にした便利業を営む凸凹コンビが、様々な依頼を受けて描く人間模様。
前作はちょっとした日常系な感じがあったが、本作は新興宗教やバスジャックなどより映像映えする要素が多い。
なかなか気づきにくい細かいギャグも入れ込み、相変わらず監督の優作リスペクトを感じるｗ
大森南朋や麿赤兒など、監督の実の家族を総動員。麿さんの強面ながらにじみ出るユーモアがいい。
行天の元嫁に本上まなみ、多田のいい人に真木よう子、やくざの高良健吾とキャストもいい。
高良健吾ってまじめなキャラのイメージがあったが、本シリーズでの雰囲気は新鮮。
そして最初は気付かなかったが、永瀬正敏が重要な役どころ。
本作って便利業だけど、探偵物語や濱マイクシリーズも少し意識していると思う。
だから永瀬正敏や優作のライターネタ仕込んでいるのかと。
映画は現時点では本作でシリーズが終わっているようだが、ぜひとも続きを撮って欲しい。
