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床ジョーズのRのレビュー・感想・評価

床ジョーズ(2012年製作の映画)
1.9
ジョーズのパロディーとしておもしろいよと勧められたのと、タイトルのアホらしさで見てみたのですが……まず冒頭、ビーチで楽しそうに過ごしている若者たち。その中から一組の男女が立ち去り、男: 名前は? 女: キャシーよ。ちょっとあっちに行きましょう、と唐突にラブシーンに突入。しかも、いきなりディープスロートのイラマチオ。すごいお色気コメディーやな、と思いつつ見てると、That’s what I want!と悶えながら、ただただ挿されまくる女の股。これただのポルノやん。騙された……で、ご満悦のキャシーがビーチに出て、海に飛び込み、楽しく遊泳していると、サメが襲って来て、がぶーーーーーーーーーー!!! お次は、イケメンライフセイバー君をテントの中から誘惑するムチムチブロンド整形女。せっせとセックスに精を出す二人。もはやどんなシーンだったか記憶から消えてるが、忘れられないのは、女の股に「誇忠」と描かれたタトゥーが……きいたことない言葉やな、とにかくずっとセックスで僕は暇なので、ネットで検索してみたら、出てくるの床ジョーズに対するコメントだけ笑 有名やねんな床ジョーズ。このシーンで印象的なのは、ファックしてる声に誘かれてテントを覗く通行人たちのリアクション、どんだけ楽しそうなんよあんたら笑 ライフセイバーはフェイシャルにてフィニッシュ。ザーメンを口に含んでは出し、含んでは出しして、かなり減った状態でゴックンして、呑んだわよ、と勝ち誇った表情。その量で呑んだと言えるのか。言えんだろ。ま、ええわ、で、サメ事件を解決するために、そこの地域のお偉いさんが、海洋生物学者を呼びますのですが、まず、そのお偉いさんが、ものすごい弓形眉で整形顔した厳ついおばさん。やって来た海洋生物学者は明るいブロンドで、唇が不自然にぷっくりした女。このふたりがレズセックスに従事。このシーンで特に印象的だったのは、69でクンニリングスをやっている際、やられているおばさんの方が、Talk to herって言うてたこと。なるほど、下のお口と対話するですか、なるほど。あと、Fucking tongue fucking me like that.と言っていたし、吸いつく音もビビッビッビビッビッとおもしろい。このシーンではふたつ疑問点がありまして、女同士、ディルドなしでお股付近をゆさゆさして、ああんああんんーんーゆうてはってんけど、エロい雰囲気のなかピストン運動さえしてれば、何も刺さなくてよいのでしょうか。あと、さっきまでヘテロセックスだったのに、突然レズビアンセックスに突入するのも、意味不明。対象の観客層ブレてない? ちなみに、レズビアンセックスだと、股のところが跡形もなくモザイクなので、何が起こっているのか分かりにくい。どうでもよいですが。で、お次は地域のメガネのおっさんが、サメ退治に出かける前に、奥さんと最後の一発を……ってシーンなんやけど、ここでの見どころは、体全体でモンスターの顔面を体現しているような女だったなぁ、ということ、そして、フェイシャルでのフィニッシュですが、おびただしいミルクの量……むっちゃ出るやん。相当スッキリしたろうに。お次は、その土地の自信満々の荒っぽいおっさんが、既出のブロンド学者と、サメ退治のボート内でやります。一緒に乗り込んでたメガネのおっさんは、外で見張りを命じられ、退出。ここではおっさんのフィンガーブラストとクリットリッキングのダブル攻めが行われていました、その姿は野獣そのもの。なのに、上の羽織りはつけたまま。ちゃんと挿入部が観衆に見えるよう、羽織をのけてやってるのおもろかった🤣 いや脱げよ。その後、ディープスロートも行われ、ブロンドの学者ウゲーウゲーグエッオェッグヘッとすごい声を出してました。最後はブーブファックからの射精! 低い地鳴りのような声でデヤーーーーーーーーーーーーーッ!!!ファッッッカッ!!!と雄叫びをあげ、ヘッヘッヘッヘッヘ!!!といやらしく笑う。しかし、これは、彼にとって、生前最後のファックを、楽しんだことになるのでした……その後に起こることは、ジョーズを見た皆さんには予想がつくだろう。予想外なのは、海洋学者が開き直って、すっぽんぽんでボートの外へ出て行くこと。メガネの中年もそのことにはまったく気を取られず、サメとの攻防戦。すっぽんぽんは、ゴーグルとシュノーケルなどを身につけ、アホみたいな格好で、海へ身を投ず。そこからの展開はジョーズを踏襲してました。こちらを襲って来るサメのエフェクトはファミコンレベルの画像。これをテキトーに作ったスタッフがいると考えると、かわいいっちゃかわいい。とにもかくにも、どういう観客を想定して作られたのか、よく分からない映画やった。ほんまただのポルノ。ポルノにストーリー性求める人おるんすか。あと、本作にも、日本に深く根づいて、一向に消えることなきモザイク問題があって、ペニスのバギナへの挿入については、作業がシンプルなので、向こう側の想像がつくものの、それ以外のバギナへの働きかけはとんと分からない。全体の意味の把握を考えると、作品としての意味がなくなってると思う。なんぼポルノと言えど、監督のビジョンと俳優さんたちのハードワーク、関わってる人全員の努力に泥を塗るような真似をするのはほんまやめてあげてほしい。
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