さっこ

ぼんとリンちゃんのさっこのレビュー・感想・評価

ぼんとリンちゃん(2014年製作の映画)
3.5
現在研究中。
※オタクや童貞が頑張るシリーズ第5弾



オタクの ぼんとリンちゃんが、ネトゲで知り合った べびちゃん とともに、肉便器ちゃん(ひどいあだ名)を救出するために東京へ行く。
詳しくはあらすじを読んでください。
この作品の偏った現代性、すごいです。



ものすごくリアルなオタク。かつリアルな童貞…というか処女。
BL大好きオタク腐女子の喋り方をリアルに再現している。
「のう、陰獣と書いて友よ…。」みたいな喋り方で1人でマシンガントークを延々とする…痛い😰

ぼん(佐倉絵麻)はセックスすることをネガティブに捉えていて結婚するまではセックスはしないと考えている。
オタクに限らず、処女童貞をこじらせるとセックスを経験することに対して面倒くさい持論を展開させることはよくある。
この主人公はまさにそれだ。
リアル。痛い!😫

彼氏?のリンちゃん(高杉真宙)も ぼん に一切手を出そうとしない草食系らしい…。
そんなリンちゃんだが、ぼん が べびちゃん(高齢素人童貞のキモオタ)に抱きつかれたことに対して嫉妬しているのがとても良かった。


※ここからネタバレ(>_<)




救出に行ったものの、肉便器こと みゆちゃんはデリヘル嬢になっている。

ぼん的にはそれは許せないわけだけど、本人がやりたくてやっていることなので説得するも平行線。

ここで ぼん のオタク的マシンガントークは借り物の言葉と自分の頭の中だけでこねくり回した理屈だということが明るみになってしまう。
実体験からくる肉便器ちゃんの言葉とは重みが違うのだ🤔

言い負かされて日常に帰るぼん とリンちゃんだった。
オタク卒業の描写はない。
そんなわけで物語的に成長したのかは微妙でよく分からなかった😅




オタク童貞度70%😀
さっこ

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