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ドラフト・デイのYYamadaのレビュー・感想・評価

ドラフト・デイ(2014年製作の映画)
4.2
【追悼チャドウィック・ボーズマン】

〈見処〉
知名度のない作品であるが、「掘り出し物の佳作」として、ぜひ鑑賞して欲しい。

①ドラフトを巡るGM陣の駆け引き
・(MLBでもNBAでも題材に出来そうな)NFLのドラフト当日に焦点を絞った異色のスポーツ映画。
・ドラフト1位指名の攻防がクライマックスと思いきや、その後の攻防はこちらも手に汗を握り、めちゃくちゃ面白い!

②テンポ良く、印象的な構成
・監督は『ゴーストバスターズ』旧シリーズのベテラン、アイヴァン・ライトマン
・候補選手の決定を巡り、会議室での交渉場面が中心となるが、作中の描写は、まるでコミックのようなユニークなトラジションで、テンポよく進行されている。
・ありそうでなかった演出。ブルースクリーンをどこまで使用して撮影したのか、メイキングを見てみたい。

③なぜ、ボーズマン?
・ドラフト1位候補選手、Cボーズマンは公開時に齢38歳。まだまだ大学生でも通用するルックスであるが、本作のまえには『42』で主演を経験しており、本作に出演した理由はなぜだろうと思うくらいの端役である。
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