140字プロレス鶴見辰吾ジラ

殺人ワークショップの140字プロレス鶴見辰吾ジラのレビュー・感想・評価

殺人ワークショップ(2012年製作の映画)
3.6
【解放】

「舐めてたワークショップが殺人マシーンを育成していた。」

暴力シーンの胸クソ感から解放されるサクッ!サクッとしたナイフの刺殺音が印象的。刑務所内での実験を映画にした「es」を見たときの感覚に近い。人間から野生を抜き出したときに泥臭い雨のような鈍いスパークは忘れがたい。殺人に至るところは人から動物への精神的退化なのか?「2001年宇宙の旅」の冒頭シーンをすこぶる安っぽく、しかしながら陰鬱と日常シークエンスに落とし込んだ作品。


ん?だからジャケ絵が神様っぽい扱いなのか?