正直ストーリーに惹き込まれなくて早々にダレてしまったんだけど、中盤以降のアクションで盛り返した。
後半に出て来るホームセンターでのハチャメチャ戦闘シーンがテンポ良く爽快だし、なかなか痛々しくて良い。
ちりとりで豪快に人を殺せる事に驚きつつ、ワンハリでも思ったけどやはり缶詰も武器としては強力なのね。
しっかり者で優しい彼女に甘えっぱなしの頼りないダメ男が殺人マシーンへと覚醒する。
クリステン・スチュワートはクールビューティーな雰囲気が彼女のキャラによく似合ってるし、ジェシー・アイゼンバーグのダメ男キャラも違和感なし。
ジェシーのアクションがいまいちという声も多いけど、自分の強さを自覚していない主人公という設定には、この完璧過ぎない感じが逆にハマるのではとも思った。
ちょっと調べて驚いたけど、これCIAの「MKウルトラ計画」っていう実話が元になってるのか。
軍人や精神病の人にLSDを投与する洗脳実験なんてめちゃくちゃダークだけど、この映画からそんな重みは一切感じられなかった…(笑)
基本的にギャグみたいな軽いノリなので、頭を使わずアクションを楽しむ映画という印象。
