フジツカ座

Mommy/マミーのフジツカ座のネタバレレビュー・内容・結末

Mommy/マミー(2014年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

【2重警告】

このレビューはネタバレを含みます。

結構重要なシーンについて触れているので、間違えてこのレビューを開いてしまった方は、すぐにホームボタンを押して戻ることをお勧めします(๑´ㅂ`๑)

結構重要なシーンについて触れているというか、信じられないくらい遠慮なくネタバレしてます。メイビー。


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もっと古い作品なのかと勝手に思っていたのですが、つい2.3年前のものなんですね。

(๑´ㅂ`๑)

くらいの、予備知識無しで視聴。

再生したとき、え?あれ?ってすぐ思いました。DVDでは観たことがなかったフラットなスクリーンサイズになってて、(間違えて画面設定変えちゃっちのかな?)と、ズームとかしてみたり笑まさかあんな演出が待ってたなんて1mmも考えてなかった(๑´ㅂ`๑)

ざっくり言うと、主人公が閉鎖的な状況から解放されたときにフラット画面からワイド画面に切り替わるんです。というか、主人公がぐいーーって画面を押し開ける演出があるんです。自ら未来を切り拓いていくぜ!っていうような高揚感を抱かせるとても素敵なシーン。
これには、おおおお!!!新しい!!って思ったし、その喜びを一緒になって分かち合いたい!と、思ったりなんかもしました。
ですがそのあとでまた、とある事をきっかけに画面が狭くなっていきます。やっぱそうなるかあーーと、悲しくもなったりしました。この演出方法については、おもしろい試みだなと思ったし、それぞれのシーンが印象強く残ってはいるのだけど、もしそこを敢えてネガテイブな見方をすると、すこし説明的かもしれないなあとも思いました。そのシーンはこういうベクトルなんですよって示してるのが、ひと目で分かる手法で、若干安直かなあと、ひねた見方もしてしまいました。


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ダイアン役のスザンヌクレマン。めちゃめちゃパワフルな役柄なのだけど、それだけじゃなく100倍くらい繊細で200倍くらい複雑な表情を見せてくれます。先に述べた、スクリーンが狭まっていくシーンは実は彼女のアップ画面でなるんだけど、そのときの彼女の表情はほんとに切なくてやりきれません。加えて終盤の嗚咽シーン。張り裂ける胸が足りないくらいに苦しかったです。(サンシャイン池崎のやつくらい張り裂けます。あれです、あれ。サンシャイーーーーンいーけー!!ボフッッ!!)

のやつね。(๑´ㅂ`๑)

けどあれは張り裂けてるんじゃなくて胸が隆起してる音みたいですね笑HAHAHA



ダイアンは雑で荒々しくて口は悪いけど、抱きしめたくなるくらいめちゃめちゃ人臭くてかっこいいと思います。

グッとくるセリフもたくさんありました。ほんとうに。

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この世界に残された希望はごく僅か。
でも諦めない人たちが沢山いる。
諦めなければ何かを変えられる。
もし希望を捨ててしまったら未来は無い。
すべて自分の選択。
そう信じれば未来は拓ける。
私は負けない。
何があっても。
自分もみんなも幸せであるように。

それで....

タルトでいいんだっけ?

(๑´ㅂ`๑)HAHAHA
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