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ラストミッションのbackpackerのレビュー・感想・評価

ラストミッション(2014年製作の映画)
3.0
『職業、スパイ。弱点、16歳の娘。』というキャッチコピーで公開された本作。
主人公イーサン(ハントではなくイーサン・レナー。聞いたことある名前が混じりあってますね)は妻と別れ娘とも10年会っていない孤独なベテランCIAエージェント。
ある任務中、脳腫瘍が発覚し余命幾ばくと宣告を受けたイーサンは、残りの人生を家族と過ごしたいと願いパリへ向かう。
しかし、娘のゾーイとは案の定ぎくしゃくし、体調も芳しくない。
思うようにいかないイーサンの前に、CIAやり手エージェントのヴィヴィから、認可されていない新薬を餌に最後の任務を持ってきて……。


どこかで見たことあるような主人公の設定、opで流れる『脚本リュック・ベッソン』の文字。あー、納得、「ボクの考えた最強のおっさん(パパ)」を考えさせたら、この人は適任ですね。
ハゲイサムやリーアム兄さんの日本での知名度を劇的に向上させたのは、この人あってこそだったんじゃないかなと思います。

さて、今回はケヴィン・コスナーが年取ってヨレヨレの最強パパ役。
ただし、いつものアクションゴリ押しとは一味違います。
家族の再生を主軸にしつつ、アクションもドンドン絡めていくって感じですね。
パリの街を自転車で駆け抜けるシーンでは、お洒落なおフランス映画を見ている錯覚に陥りました笑

再生とアクションの塩梅がよく、バランスが取れてるなぁなんて思いました。
できればもうちょっと短くまとめて、敵側を深堀できていたらなぁと思います。
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