時系列で淡々と話は進んでいく。
もしかしたら、こんな風に淡々とバルジャーは様々な悪事に手を染めていたのかもしれない。それが、たとえ人殺しであったとしても。
とはいえ、そのため映画としてはいささか勢いや盛り上がりといったものにはかけてしまったか…
宣伝文句に、FBI、ギャング、政治家が手を組んでとあるけれど、それも異なるようで、よって、カンバーバッチさんの出番は少なめ。
ジョニー・デップは、評判通り怖かった。しかし、私が一番恐怖を感じたのは人殺しのシーンではなかったが。
そして、最後にこれだけは言っておきたい。ジョニー・デップは禿げても変わらずカッコいいのだ。