YACCO

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのYACCOのレビュー・感想・評価

4.0
まず、今作は「チャーリーとチョコレート工場」の前日譚ではなく、よって、ティモシー・シャラメ演じる、ウィリー・ウォンカは、成長したらジョニー・デップにはなりませんので、要注意!
といったことを私は知らずに見に行ったのだが、ティモシー・シャラメを堪能するには良き映画だったと思う。
あと、こちらのウンパルンパのヒュー・グラントも良かった!こちらのウンパルンパは顔や髪型、体系はそのままに、紳士然としたスーツを着こなし、動きは機敏だ。たぶん、強いのだと思う。このウンパルンパがヒュー・グラントにはまっていたと思う。(ロマンティックではなくても、やはりコメディのヒュー・グラントは面白い)

ストーリーは、ティモシー・シャラメ演じる、ウォンカが世界一のチョコレート店を開くために頑張る物語。仲間と出会い、助け合い、夢を叶えるまでを描くといった王道。全編、カラフルでポップな映像と、チョコレートの枠を超えた、いったいどんな味がするんだと興味をそそられるウォンカのチョコレートがふんだんに登場する。(果たしてそれはチョコレートなのか?と思ったりもするけれど、誰もが美味しいと言って魅了されるウォンカのチョコレートなので、きっと想像を絶する美味しさに違いない)
そして、何よりティモシー・シャラメが好きな人ならば、116分という上映時間の間ティモシーの魅力を堪能できる映画となっている。一方で、もし、冒頭で書いたように「チャーリーとチョコレート工場」の前日譚と思って見に行くと、どうにも解せない気持ちになるのも否定できず。
ティモシーくんを見に、軽い気持ちで見に行って楽しんでほしい一作。
YACCO

YACCO