【自分のキャリアに向き合うきっかけになる】2022年124本目
シニアインターン制度導入によって、心理的安全性が向上する話。
2022年の今見ても遜色ない最新デジタル機器を活用した、いわゆるおしゃれオフィスのCEOであるジュールズ(アン・ハサウェイ)。
仕事はパソコン、移動時間もスマホでメール確認、社内の移動は自転車、打ち合わせはタブレット。
若者しか受け付けないような会社がなぜシニアインターンを受け入れるのか。
経験値が高いこと、仕事に前向きなこと以外に、企業の今後の在り方、もといジュールズの会社への向き合い方が見直されたことに、結果的にとても意義があったように見える。
企業のトップが忙しなくしている様子は、企業風土的には良くない。なぜなら社員の意見が届きにくいからである。会社の真ん中に置かれるデスクに次々と物が積み上がっていく様子は、まさに経営者と社員の意思疎通ができていないことを表している。
ベン(ロバート・デニーロ)が彼女の下で働くことになり、彼が新たな視点で物事の解決を図ることで、埋もれていた課題が浮き上がってくるのだ。しかし、彼が行っていることは実は誰もができること。
同僚の話を聞いてあげること。
片付けをすること。
上司の尊敬できるところを見つけること。
なれないパソコン作業にも挑戦してみる。
彼のやっていることは、
話しやすさ、助け合い、挑戦。
まさに心理的安全性を創出しているのです。