王妃の館のminorufukuのレビュー・感想・評価

新作なのにレンタル屋さんに1本しかない時点でイヤな予感がしてたんだよなあ。
水谷豊主演で監督も相棒の人とのことで、ミステリーかと思ったら肩すかしをくらった。
すごくチグハグな構成。パリを訪れたふた組のツアー客の人間模様と、小説家である水谷豊が書く劇中劇を含めた三つの話が絡まって進行するのだが、これがまた全くかみ合わず、そして面白くない。全編フランスロケなので映像は楽しめる。
劇中劇は良い話だけに、もっと上手くつくれただろうに。
水谷豊のファンなら見る価値あるかも…