落ちぶれロッカーのリッキーがかつて捨てた家族と対面する物語。かつて捨てたものを通して、自分の性に向き合う因果応報的なストーリーは、何だか山本文緒の「落花流水」を思い出してしまった。
捨てた家庭にも新しい妻が、母親が現れて、リッキーの存在は希釈される。仕方ないんだ、自分が選んだ道だから。自分の生活すらままならないけど、自分の子供が悩んでるのをほおっておけないのはいつか捨てた母性なのかな…。
離れてた時間は埋まらないけど、愛しい人として改めて付き合っていくことはできるから。
娘役の女優さん、メリル・ストリープの娘なのか! 凄い小顔…。
そして末息子役のセバスタは、オデッセイくらい安心して見れる光属性。ちょっとダンスがあやしいところも可愛いなw
メリル・ストリープあまり好きちゃうけど、この作品はふてぶてしい感じがロックおばちゃんらしくてよかった! ギター持ってシャウトする姿いけてるやん。
トム・ペティやスプリングスティーンなど、アメリカンロックの名曲満載。