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哀れなるものたちのbluemomday0105のネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

不穏でしんどい話かと思ってたけど、めちゃくちゃ今の時代に即した話で希望があったし、知識や経験を得るたびに自己を確立し自由になっていくベラが素敵だと感じた。
反対に無垢で無邪気な彼女を愛した男がそういう彼女を疎ましく思うようになるの、皮肉効いてる~!ラミルユセフの役は理解のある彼すぎるが、そういう彼の元に帰った結末よかった。

こんなに18禁シーン多いと思わなかったから正直驚いたけど、エマ・ストーン足が長くて細すぎないかっこいい体格だ…。作風とマッドサイエンティスト役のウィレム・デフォーとの関係性にニンフォマニアックを思い出しつつ、ああいう終わり方でないのがよかったね…血は繋がらずとも家族愛があって。

昔のヨーロッパの設定なのかな?だけどどこかSF感あるセットや衣装が近未来ぽくもあって、より不思議な余韻を残してた。
ラストびっくりしてええええ!?って声出そうになった。ああいう終わり方、この監督らしいっちゃらしいが…
珍しく悪い男役のマーク・ラファロ、若干アルコピースの平子みあるデカ男でよかったです。
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