本物の舞台を観た。
ロンドンのロイヤル・ナショナル・シアターの上演したものです。映画館で舞台を観るのは珍しいことではなくなってきましたが、ロンドンの上演を観るのは初めてでした。
圧巻の一言。リア王はシェイクスピアの悲劇であり、誰もが知っている作品です。リア王を演じたサイモン・ラッセル・ビールさんの演技力。悲嘆と狂乱を演じるわけですが言葉をなくす演技力。
物語は悲しいものなので、最後まで観ると心打たれます。リア王が娘を信じたばかりに非業の死を迎える。最愛の娘をなくすときの表情。この世の終わりかと思いました。
贅沢な体験をさせてもらいました。