ナショナル・シアター・ライヴ 2014「リア王」の作品情報・感想・評価

ナショナル・シアター・ライヴ 2014「リア王」2011年製作の映画)

National Theatre Live: King Lear

上映日:2014年08月22日

製作国:

上映時間:217分

3.9

『ナショナル・シアター・ライヴ 2014「リア王」』に投稿された感想・評価

キウイ

キウイの感想・評価

5.0
リア王を観るならこれ、と強くおすすめできる素晴らしい出来栄え。基本的にもとの古典をしっかりと尊重しつつ、時折大胆な解釈を入れて新鮮さを感じさせる。新解釈も奇を衒ったというようなレベルのものではなく、逆に「そういうことだったのか!」と新しい発見と納得感をもたらしてくれるもので、確かな演出手腕に深く感動した。リアを演じたサイモン・ラッセル・ビールを始めとした俳優陣もこの上なく素晴らしい。リア王のひとつの「大正解」を観た思いです。
NTLは、全部観ているわけではないのだが、いまのところ、この『リア王』が、あたしとしては、最高傑作。リア王を、レビー小型認知症との設定にし、その症状をサイモンが具体的に演じることで、後半の彼の奇行が、たいへんな説得力をもつことになった。その後、イアン・マッケランも観たが、こっちのほうが、ずっと良かった。
ゼロ

ゼロの感想・評価

5.0
本物の舞台を観た。

ロンドンのロイヤル・ナショナル・シアターの上演したものです。映画館で舞台を観るのは珍しいことではなくなってきましたが、ロンドンの上演を観るのは初めてでした。

圧巻の一言。リア王はシェイクスピアの悲劇であり、誰もが知っている作品です。リア王を演じたサイモン・ラッセル・ビールさんの演技力。悲嘆と狂乱を演じるわけですが言葉をなくす演技力。

物語は悲しいものなので、最後まで観ると心打たれます。リア王が娘を信じたばかりに非業の死を迎える。最愛の娘をなくすときの表情。この世の終わりかと思いました。

贅沢な体験をさせてもらいました。
父の日を迎える前に、「お父さんにプレゼントあげなーい」とか言ってる子達にぜひとも観て欲しい作品。

男性陣の演技が上手すぎて号泣させられました。
迷ったけど観に行ってよかった。


作品自体は文句なしによかった。演出も素晴らしい(丁度良いという感じ)、演技も主役だかでなくて周りも素晴らしい


ただ、ナショナルシアターライブのハムレット何本か見てて思うのは、やっぱり原作者の感覚が西欧人なんだなーっておもう。よくわからんけどあの独特のどろりとした感じはキリスト教の考え方の影響なんじゃないかしら
なにはともあれ原作も本で読まなきゃなにも言えないが。
浮浪者

浮浪者の感想・評価

3.6
ホモサケルと認知症、存在と生理に付随される経験を政治の次元へと不当に格上げされないように。
NTLive『リア王』
言葉にできないほど凄い。
特に2幕が素晴らしく力強い。
サイモン・ラッセル・ビールは神。狂気と正気はもう、演技ではない。
サム・メンデスの演出は、丁寧でわかりやすくて、かっこいい。
まだ興奮している。
蓮

蓮の感想・評価

4.0
サム・メンデスが監督というのに惹かれて見てきました!
サム・メンデスは画面構成(今回は舞台ですが)が緻密だと有名ですが、その言葉通り、舞台全体が美しい!!そこで行われる悲劇が一層引き立ってて、役者さんの演技はもちろん、全体を通して完成度の高いものが見れました。
TOT

TOTの感想・評価

3.8
リア王を舞台も映画も見たことなく今作で初鑑賞。
狂気の解釈も含め現代的な演出は分かりやすく、今作がファーストリア王で良かったなと思った。
サイモン・ラッセル・ビールの怪演も素晴らしいけど、三姉妹それぞれの個性が光る演技も見応えあり。
写し鏡のように存在するリア王と道化の関係が面白くも切ない。
王が老いれば道化も老いて、道化を殺せば王もまた然り。
大きすぎず小さすぎない劇場で、円形舞台に花道を使った演出は効果的。
ミニマムな舞台装置の上で登場人物が装置の一部みたいに奥行きを持って動き回る。
これがサム・メンデス演出か!と凄みの一端に触れた気がして嬉しい。
機会があればまた見たいし、他のリア王とも見比べたい。
せりな

せりなの感想・評価

4.0
去年見れなかったので漸く見れた!

素晴らしいです!
3時間強あるけどあっと言う間でした。

冒頭のセットの組み方は面白いなと思ったけど、場面転換や演出も分かりやすいので見やすかった。

結末は悲しいストーリーだけど、人間の内面を掘り下げていて興味深かった。割と酷い人しか出てこないけどコーンウォール公は好きかも。あとグロスター伯も。

何回か見てもっと咀嚼できると面白いんだろうなぁ。長いから大変だけど。
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