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北の国から'84夏
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目次

『北の国から'84夏』に投稿された感想・評価

4.2
▪️JPTitle :「北の国から ’84夏」
ORTitle: ※※※
▪️First Release Year : 1984
▪️JP Release Date : 1984/09/27
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-182 再鑑賞
🕰Running Time : 91分
▪️Director : 杉田成道
▪️Writer : 倉本聰
▪️MusicD : さだまさし
▪️Cast : 田中邦衛、吉岡秀隆、中嶋朋子、竹下景子、大滝秀治、今井和子、岩城滉一、地井武男、清水まゆみ、塩月徳子、林美智子、中沢佳仁、塔崎健二、今野照子、立原涼子、六浦誠、児島美ゆき、村井国夫、南雲佑介、粟津號、伊佐山ひろ子
▪️Review
故田中邦衛さんのご冥福をお祈りいたします。
田中邦衛さんと言えば代表作は「『北の国から』。1981年の連続ドラマ開始から2002年のスペシャルドラマ『北の国から 2002遺言』まで21年も続いた日本を代表する伝説的なヒューマンドラマです。本作を振り返ることによって田中邦衛さんという名優を心に留めおきたいと思います。
※TVロードショーされたからかFilmarksでも映画のカテゴリーにスペシャル8作が取り上げられています。なので映画ではないですが、スペシャル8作を再鑑賞していきたいと思います。

『北の国から』。昭和で育った私にとっては色んな意味で、日本と言う国の原風景がこの作品には多く込められていると思います。日本の家族、親子、隣付き合い、恋愛、生活風習、人生観、死生観、故郷、などなど。。。今観ても本当はもっと大切にしなければいけないことを気づかせてくれる、そんな作品です。若い頃何度も富良野に足を運びました。こんなに愛に溢れ、感涙させられる作品は他に類をみません。ほんと日本を代表する名作です(私の中では寅さんシリーズと並んで!!)。

『北の国から'84夏』
スペシャル版第2作。これ以降のシリーズにつながる原点回帰の作品。五郎、純と蛍、純と正吉、そして雪子それぞれの人生の物語が描かれています。
丸太小屋の火事や雑誌の泥棒行為を正吉に被せてしまった純。みんなを裏切ることになるのに恋人と東京へ帰る雪子。火事以来気力が無くなってきている五郎。そんな全ての出来事を傍で見ている蛍。。。それぞれの人生にとって大切なものを描いた作品です。

物語は。。。
純(吉岡秀隆)と正吉(中沢佳仁)は中畑(地井武男)おじさんのところに帰省中の努(六浦誠)がパソコンを自由自在に操るのを見てショックを受けます。さらにショックだったのは努から「お前のおやじにはがっかりしたよ」と言われたことでした。今年の春、丸太小屋を焼失してからというもの父・五郎(田中邦衛)は確かにパワーがなくなっていました。もうひとつ純の心にひっかかることがありました。丸太小屋が焼けた原因は純の不注意からでしたが、純は黙っていました。正吉は正直に責任を認めたのに。。。

☆感涙ポイント
・正吉と純の別れ。電信柱越しの背中を向けての別れの会話“なんとか元気で生きていてくださいよ”、そして車窓からのバイバイとピースサイン、電車を追いかける純。2人の別れに感涙。
・ラーメン屋での純と五郎の告白のシーン。純は自分で“ぼくはズルくて、弱虫で。。。”五郎は“今の自分は腑抜けてる。。。”なみだの告白に感涙。

そして、
“子供がまだ食ってる途中でしょうが!!”ラーメン屋で怒鳴る五郎。シリーズ通しても特筆するシーンのひとつですよね!!

本作時点、
田中邦衛52歳 吉岡秀隆14歳 中嶋朋子13歳

田中邦衛さんの死去を受けて脚本を書いた倉本聰氏は次のようにコメントしています。
・『北の国から』の黒板五郎で描きたかったのは真面目にやればやるほど矛盾が生じる男の情けなさ。
・必死の人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇というチャプリンの言葉があるが、邦さんの芝居はその意味でまさに喜劇。悲劇的なシチュエーションに置くほど喜劇になる。とても貴重な俳優だった。

▪️Overview (Wikipediaより)
東京から故郷の北海道に帰郷して、大自然の中で暮らす一家の姿を描く。脚本は倉本聰で、北海道の雄大な自然の中で繰り広げられる。連続ドラマ放送後、8編に及ぶドラマスペシャルが放映された。主題歌の作曲・スキャットは、さだまさし。

連続ドラマの好評を受け、10年単位で子役の成長を追う大河ドラマというコンセプトで、当初から長期シリーズとする予定で開始。ドラマスペシャルでは常時視聴率20%超えを記録した。全ての作品がビデオ化されている。

・TVドラマ1981年10月9日 - 1982年3月26日
・北の国から'83冬
☆北の国から'84夏
・北の国から'87初恋
・北の国から'89帰郷
・北の国から'92巣立ち
・北の国から'95秘密
・北の国から'98時代
・北の国から 2002遺言
4.3
やはり今シリーズは素晴らしい人間ドラマであると再確認した作品。
登場人物全員の人間臭さをまじまじと見せつけられた。
今作は特に人間の『弱さ』に焦点を当てた物語。
自分の、そして他人の弱さを知り許す心。
それがなんと難しいことか。
それをなんと細部まで丁寧に描いているのだろうか。
きっと純の弱さを完全に非難できる人は一人もいないと思う。

あのラーメン屋にて。
卑怯な自分の行為を勇気を出して告白した純。
そんな純を気遣う蛍。
自身の弱さを隠さず話し純の狡さを許した五郎。
それから家路を辿るラストシーンでの3人は、まさに家族愛そのものを体現していた。

2021.5.15 FOD
K
3.5
『北の国から』シリーズは特別演出が凝ってる作品ではないものの、登場人物の心理描写が上手い。

本作に関しては、表では悪ガキな正吉の実は心優しく、正直な内面に仕方なくも依存し、甘えてしまう純の心情を混ぜ合わせ、そこに蛍や草太の存在を入れていることで観客が同情しやすく良いストーリーに仕上がっている。

ラーメン屋でのシーンは有名だが、正吉との駅で別れる際に柱に寄りかかりながら会話するシーンや、気まずい空気の中、正吉と純が真夏のコンクリート上を片足裸足で一本の長い長い道を歩くシーンが印象深い。

自分の子供の頃を思い出しつつ、正吉や純と幼き頃の自分を重ね合わせ、余韻に浸れた作品だった

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