男はつらいよ 寅次郎の縁談の作品情報・感想・評価

「男はつらいよ 寅次郎の縁談」に投稿された感想・評価

いたる

いたるの感想・評価

3.8
香川志々島
金比羅山
西田敏行
スウェットセーター交換
巻物
2018 3.14 鑑賞
琴島行ってみたい島のひとつ。
瀬戸内海には島がたくさん。
讃岐富士もチラッと出てくる。
シリーズも終わりにさしかかって・・・
terusuk

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3.7
厳しい健康状態であることが最早隠しきれなくなってきている渥美清だが、そこは稀代の名優であればこその渾身の演技。
台詞と表情のみで充分に寅次郎を演じきっている。

満男は就職活動の壁にぶち当たり、反動で瀬戸内海の離島に逃避する。
そこへ寅次郎も連れ戻しに行くのだが、そこで出会った美人に恋をしてしまう、という典型的なストーリーだが、就職難の時代を反映してか、田舎の良さを強調するような撮り方になっている。

また、笠智衆は既に不在ではあるが御前様は健在であることが分かるように台詞では触れられている。

なんとも寂しいことが現実的になってきた国民的シリーズである。
futebol

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3.6
行く先も決めずにぶらぶらっていいな。
どんどん満男が大人になっていく

このレビューはネタバレを含みます

満男 就職活動、落ちまくり。八つ当たりからの家出、四国へ。漁師見習い?、島の看護婦といい仲に。病気の松坂慶子。
満男を迎えに虎が四国へ。
(虎屋の前を浜ちゃんが通りかがる)

正月
看護婦は新しい恋人と、虎と再会。
松坂慶子は柴又へ。
胸熱。満男は就活。寅次郎は失礼。松坂慶子は2度目だったよね?
雨のシーンがとても綺麗で、久しくいい雨が降っていない自分の人生や生活がとても恥ずかしく、寂しくなりました。
久しぶりにぼろぼろに泣かされました。

満男が肉体労働と浮気をしてまたひとつ大きくなったいい回でした
Mayuko

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3.6
寅さんはね...温かいの。
それも電気ストーブのような暖かさやのうて、体の芯から暖まるような温かさなのよ。
菩薩

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3.6
シリーズ46作目、マドンナ:松坂慶子。

「満男もつらいよ」EP5。バブル崩壊、平成不況の煽りを受けて就職難に喘ぐ満男、受けても受けても落ち続け、遂にはメンタル崩壊、家を飛び出し自分探しの旅に出る。就活については俺は何も言えない、やってないから。けど満男が泣きながら叫ぶ「俺はテープレコーダーじゃ無いんだよ!」は就活生皆の心の葛藤そのものでは無いかという気がする。行き着いた先は瀬戸内海の小島・琴島、そこで満男は漁の手伝いをしたり畑の手入れに駆り出されたりと、人として必要とされる喜びを知る事になる。挙げ句の果てに、島1番のかわい子ちゃん、看護師の亜矢ちゃんとイチャコラまで始めやがりやがって…おいコラ貴様、泉ちゃんはどうした?

今作は久しぶりに寅さんも恋愛に精を出す。渥美さんの衰弱を隠す様に首元に巻かれたマフラーがなんだか痛々しいが、27作目以来2度目の登板となる松坂慶子演じる洋子と恋仲に。この洋子も不況の煽りで営んでいた小料理屋を畳み、身体を壊し借金まで作り島に逃げ帰って来た不運の人、そんな相手には寅さんはめっぽう弱い。宴の席で、タンゴを踊る松坂慶子はもはや『暗殺の森』状態、踊り疲れ、寅さんの手を握り肩に首をもたげる姿がエロすぎる。満男も寅さんも、このまま島に残りゃ幸せになれそうなものを…そうは行かないのが渡世人と就活生の辛いところ、岸を離れる船、埠頭を走り見送る亜矢ちゃん、涙ながらに手を振る満男、ここで流れるのは当然…そう、徳永英明だね!!!あいも変わらずダサすぎる!!!

洋子さんは満男に男の魅力について、そして寅さんの値打ちについて説く。寅さんはあたたかい、それも電気ストーブの様な暖かさでは無く、身体を芯から温める様な人、人の魅力は金でも容姿でも無くその心にあると。んまぁそう信じたいのはやまやまだが…ねぇ、お金は大事だよー…ってね。でも何より、人の凍てついた心を溶かし、ささくれ立った心を癒し、涙に濡れたその顔を笑顔に変えるのは、寅さんが秘めているような優しさなのだと信じて疑いたくは無い。ただ寅さん、洋子さんの「月が綺麗よ。」は貴方への「I love you」なのですから、それを見逃しちゃあいけないよ…わざとかも知れないけどね。

ちなみに御前様は前作を持って人生から引退おる為、その娘の「デメキン」こと光本幸子が久しぶりの登場。「御前様お元気?」に対する「元気よ。」の返答はどうしても寂しいのだが…。
おじさんのカッコいい背中、カッコ悪い背中を見て、悩める満男がもがきながらも新しい一歩をふみだす! それを見守るとらやのみんな。あったかい映画。
そして、毎回思う。
寅さんととらやのみんなとの関係。寅さんがいないときは、お互いにひかれあうのに、いざ寅さんが帰ってくるとささいなことでけんかをしてしまう。
ひかれあう磁石のような家族のさが。笑ってしまうけど、どこかあったかい。そこがまたいいんだよね。