このレビューはネタバレを含みます
ディズニー映画史に新たな名作誕生!そう言い切ってもいいくらいの傑作。
近年、ピクサーのインサイド・ヘッドにもみられる子供だけじゃなく大人も楽しめる作品制作を目指しているディズニー。
本作はそれがうまく練り込まれています。
動物の可愛さが半端ない!ジュディとニックはもちろん、チーターのベンジャミンやナマケモノのフラッシュと個性豊かなキャラのオンパレード。
けれどカワイイキャラ達とは裏腹に内容はとても見応えある社会派アクション活劇。
物語が二転三転して最後まで楽しい謎解きができた。
もちろん動物の習性を生かしたギャグシーンはとにかく笑える。そしてズートピア社会の見えない格差社会は見ていて人間世界と変わりないし、見ていて頷いてしまうところも多々あった。そして動物全てが共存する独自の問題もすごく感心する内容だった。
そんな社会派要素と娯楽要素を混ぜ込めるディズニーマジックに改めてすごいと感じた。
今なお湧き出る沢山のアイデア。時代と共に様々な作品を提供し続けるディズニーに今後も目が離せなくなる作品です。