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愛のタリオのminorufukuのネタバレレビュー・内容・結末

愛のタリオ(2014年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

不祥事で大学教授の座をおわれた主人公は、講師として赴任した片田舎で出会った少女と不倫関係となる。やがて大学に復学することになった主人公は少女を捨てるのだが、数年後、大人になった少女が復讐のため主人公の前に現れるという話。韓国映画。

壮年男性と少女の道ならぬ恋を描いた前半と、復讐劇の後半とのギャップが凄まじい…
少女を捨てた日に同時多発的に起こる不幸がフィクションとはいえ極端過ぎて泣きそう(>_<)
後半、あどけなかった容貌の少女が妖艶な大人な女に変わって現れるのも驚いたし、女に導かれるまま堕ちていく主人公の姿が痛々しかった。
終盤は主人公の娘のヒロインへの復讐劇となり、予想外のラストへ繋がる。観たあとはぐったり疲れてしまった。面白かったけどね。
怠惰な生活から目を悪くし、次第に視力が失われていく役柄を主演の俳優さんが見事に演じていた。

タイトルは目には目をハニワハオ!という意味らしい。
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