バルバワ

キャプテン・マーベルのバルバワのレビュー・感想・評価

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)
4.2
映画禁止法略して禁映法を発令した嫁の管理下に於いてで鉄の掟五ヶ条を遵守し、こそこそ映画館に足を運ぶ…これが隠れシネシタンである!

隠れシネシタン鉄の掟 五ヶ条
其の一、鑑賞日は有給を使うべし
其の二、鑑賞映画は午前中に一本にすべし
其の三、鑑賞後は適当に理由をつけて速やかに帰って育児家事に励むべし
其の四、急に早帰りできた場合、時間に応じ午後に映画を鑑賞してもよし
其の五、ファーストデーには出来たら映画を鑑賞すべし
其の六、気分によっては前述した五ヶ条の限りではない

これは家庭では良い夫良い父を目指しながらも映画鑑賞している時だけ家族に背を向ける…そんな志が低いシネシタンの備忘録である!

いやぁ…キャプテン・マーベルと談笑しながら皿洗いしたい!

あらすじは主人公キャプテンマーベルことヴァースが宇宙ですったもんだしてたら地球に不時着し、自分の閉ざされた記憶を見つけていく…的な感じです。

あらすじを書きながら「これって、ネタバレしちゃいけない感じの映画なんじゃ…」と頭の回転がWindows95のロードと互角な私は気づきました。コレ,ナンノジカン(`△´)

さてさて最初に言っておきますと今作を観なくても『アベンジャーズ インフィニティウォー』から直通で『アベンジャーズ エンドゲーム』でも問題ないと思いますぞ。

だからといって観る必要がない作品というワケでは決してなく、むしろ人々に勇気を奮い起たせてくれる作品だと思います。

作中、ヴァースさんは気の強い性格故に幼少期から人生に挫けそうになり、バカな男どもからは差別されます。また記憶がないので色んな間違いをしてしまうのですが、必ず凛として立ち上がります。その姿に胸を打ち抜かれ、涙が溢れました。

あと前述させていただいた通りにネタバレは厳禁な映画でして、個人的今作最大のサプライズはシールドの長官ニック・フューリーの隻眼の謎ですね!まさかの経緯でしたマザファッカ!(゜□▼)/

また90年代ネタがストライク!Windowsのあの砂時計には今じゃ考えられない待ち時間ですよね!

また女性の活躍シーンが多くてヴァースのパイロットの親友、ランボー姐さんの渓谷ドッグファイト(『インデペンデンス・ディ』でのウィル・スミスのドッグファイトのアップデート&男女逆転)が熱い!あとランボー姐さんの娘ちゃんが本当に良い育ち方しててランボー親子の関係性を見習いたく思ったり。

まぁ、ちょっとアクションが観辛かったり序盤のゲリラ戦が位置関係がわからなかったりはしましたが、終盤のヴァース、否キャプテン・マーベル無双や最後のタイマンの決着が最高!さらに好ましいのは下手に恋愛要素を入れなかったことですね!

そしてキャプテン・マーベル役のブリー・ラーソンが可愛い!
Y○uTubeの"キャプテン・マーベルに勝てるアベンジャーズのメンバーは誰だ?!"のブリー・ラーソンがッ…もうラブ!!←ちょっと気持ち悪すぎ

MCU史上最高の映画開始前のマーベルロゴにプルプル震えましたよ…サンキュー!!スタン・リー!!!
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