鍋レモン

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生の鍋レモンのレビュー・感想・評価

4.0
⚪概要とあらすじ
大ヒットファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズの原作者J・K・ローリングが自ら脚本を担当し、同シリーズと同じ魔法ワールドを舞台に、魔法動物学者ニュート・スキャマンダーの冒険を描いた「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」から続く物語。

アメリカからイギリスに戻ってきたニュートは、アメリカ合衆国魔法議会が捕らえた強大な魔法使いグリンデルバルドが逃げ出したことを知る。恩師のダンブルドアから特命を受け、パリに向かったニュートは、仲間の魔法生物たちとともにグリンデルバルドの行方を追う。

⚪キャッチコピーとセリフ
“史上最強の敵に、試される仲間の絆ー”

「僕らは兄弟よりも近い関係だった」

⚪感想
2作目。

2作目の方がシリアス感が強くなったので個人的に1作目の方が好みだったけど、続き物だとしても十分この1作で楽しめる。

前作ではちょい出演のグリンデルバルドがメインに。
ジョニー・デップ演じるグリンデルバルドのカリスマ性。敵ではあるけどついて行きたくなるようなかっこよさ。話術。

遂にダンブルドア校長。
ジュード・ロウの貫禄が。こういう役もできるのだとちょっとびっくり。
ダンブルドアの目をつけられるとちょっと厄介だけど尊敬できる素敵な上司感。

前作では写真のみだったリタ。
ゾーイ・クラヴィッツ暗い役が合う。
リタの恐れているもの・怖いものに繋がるシーンが好き。
ホグワーツ時代のリタを演じた女の子がかなり似てた。

ダンブルドアはニュート、グリンデルバルドはクリーデンスを盾にして戦おうとしてる感。

今作でもニフラーガ安定の可愛さ。子供たちもまた可愛い。
まさかのカッパ。
個人的にズーウーがイチオシ。急に猫ちゃんって感じの顔になるのずるい。

クリーデンスの髪型が変わっててびっくり。1作目の髪型はキープしないのね、3作目の予告を見たけど違っていたし。

ダンブルドア側、グリンデルバルド側と最後に纏まり次回作が面白そう。

割と沼みが深いんだけど私はパーシバル・グレイブスが好きだったので寂しい。

今度こそハリーポッターを1からちゃんと観たいと思った。



⚪以下ネタバレ



お互いに戦わないという血の誓い。
若き日のダンブルドアとグリンデルバルドイケメンすぎる。

ナギニが個人的に好き。青い衣装が良き。
動物に変身できるが、いずれ人間の姿に戻れなくなる悲しい運命を。

マクゴナガル先生がちらちら居た。

⚪以下ストーリー
1927年、前作で捕らえられたゲラート・グリンデルバルドは欧州への移送の最中、脱獄に成功する。同じころ、ニュート・スキャマンダーは旅行禁止命令解除の条件として、英国魔法省への入省を求められるが難色を示す。ニュートの元同級生、リタ・レストレンジと婚約中の兄テセウス・スキャマンダーは、旗色を決めるべきだと勧め、またニュートに尾行が付いていることを知らせる。

ニュートはロンドンで恩師アルバス・ダンブルドアと再会し、クリーデンス・ベアボーンやグリンデルバルドの追跡を余儀なくされる。そこに、米国からクイニー・ゴールドスタインが恋人で非魔法族(英:マグル、米:ノー・マジ)のジェイコブ・コワルスキーをともなって現れる。クイニーは非魔法族と結婚できない魔法社会に不満を抱いており、それが発端でジェイコブと喧嘩になり、クイニーは姉ポーペンティナ・ゴールドスタイン(ティナ)のもとへ行く。ニュートはクリーデンスを追うティナを探しに、ジェイコブはティナのもとに行ったクイニーを追って、ポートキーを使ってパリへ密出国する。

パリでは、グリンデルバルドは新拠点を築く。サーカス団員に身を隠していたクリーデンスとナギニは、クリーデンスの出自を探し求めていく。ティナは、クリーデンスの出自の鍵を握るユスフ・カーマを追跡するが、逆に捕らえられる。ニュートとジェイコブは、ティナを助けるとユスフから謎を聞き出そうとする。

テセウスら英国魔法省の闇祓いたちは、ホグワーツ魔法魔術学校で教鞭を取るダンブルドアのもとを訪問し協力を要請するが、ダンブルドアはかつてグリンデルバルドと「血の誓い」を結んでおり協力できない身だった。魔法省のエージェントたちは、ダンブルドアを監視下に置く。

ニュートとティナはフランス魔法省内で、混乱のなか再会して互いの誤解を解く。ふたりは、リタ、ユスフ、そしてクリーデンスの出自の謎がレストレンジ家の墓地にあることを知る。レストレンジ家の墓地で再会した一同は、互いに真実を語りあう。

時を同じくして、グリンデルバルドは信奉者たちを集めて集会を開く。非魔法族の存在は肯定しつつ、非魔法族が引き起こす戦乱の恐怖を煽り、言葉巧みに「魔法族の正統な権利の拡大」を訴える。その様子を監視していた魔法省エージェントが、過剰防衛で集会参加者を殺害すると、一斉に非難が起こる。グリンデルバルドは魔法省側に非があることを喧伝するよう呼びかけ、参加者はそれぞれの地域へ帰っていく。

グリンデルバルドは青い炎を出し、クリーデンスやクイニーはグリンデルバルドへの忠誠を誓い、炎のなかへ入っていく。戦いのなかで、リタも命を落とす。ニュートやテセウスたちは、ダンブルドアの旧友ニコラス・フラメルの力も得て、パリを崩壊から救う。ニュートも魔法省入りを決心し、テセウスと抱きあう。

魔法省エージェント、ナギニ、ユスフ、そしてニュートたちは英国に戻ると、ダンブルドアのもとへ行き、集会の最中ニュートの飼うニフラーが盗み出した、グリンデルバルドの「血の誓い」の小瓶を渡す。誓いを解くことが可能になると、魔法省のエージェントはダンブルドアの監視を解く。闇の魔法使いたちとの対決は、刻々と迫る。

一方のグリンデルバルドは、オーストリアの山岳にある居城「ヌルメンガード」で、クリーデンスに彼の本名を教える。

⚪鑑賞
金曜ロードショーで鑑賞。

⚪パンフレット所持
鍋レモン

鍋レモン