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赤い暴行
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『赤い暴行』に投稿された感想・評価

Renkon
3.5
(2014.12/3 @シネマヴェーラ)
日活ロマンポルノの師、曽根中生追悼特集にて。
鳴かず飛ばずのバンドマンが、女との交わり、メンバー間との衝突を経て成長していくお話。
差し入れのホットドッグを奪ったチーマーが、フランクフルトを相食いしてるシーンの時点で「あぁこれは完全に笑わしにかかってくる映画だな」と確信した。
ロマンポルノだけあって、合間合間にメンバーと女達との絡みのシーンが挿入されるのだが、
それ以外でのメンバーがマネージャーぶん殴っちゃうシーンなんかはゲラゲラ笑ってしまった。
マネージャーの「お前らなんか、ビートルズの爪の垢煎じて飲んでろ!」ってセリフがともかく秀悦。
途中、売れっ子ロック歌手みたいのが出てきたのだが誰かわからず。
女の子の「ふん!内田裕也なんて大嫌い!」ってセリフでやっとロックンロールおじさんだとわかった。
3.0
トリッキーな編集に面食らうも「ロックンロール・ロマンポルノ」とかいう形容ほどに異形の映画ではなかった。グルーピーに囲まれたライブに始まり、おのおのがセフレに対する煩悶を抱えたままのスタジオセッションで終わる。この落差には痺れた。アゲアゲな起立の演奏よりも、ストイックな車座のほうがシネスコ映えする点がまたニクい。朝帰りの酔っぱらい男女と早朝ランナーの男女のささやかで清々しい交歓も胸アツ。首都高と一般道の立体交差をバックに、対照的なカップルを対等に扱う視座にグッときた。
曽根中生の適当な群像劇好き。このくらいのテンポの良さだと見やすいし楽しい。『刺青』でもあったけど、唐突な事故はなんだろうか。ただの話を持て余した処理なのか。

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