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スター・トレック BEYONDのTBearのネタバレレビュー・内容・結末

スター・トレック BEYOND(2016年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

スタートレック50周年に相応しい作品。
コメディで定評のあるサイモン・ペッグが脚本に参加していることもあり、随所に笑いが盛り込んであり、単純に楽しめた。カーク、スポック、マッコイ、スコッティ、ジェイラには笑わされた。
長年スポック大使役を務めたレナード・ニモイの死に言及するため、J•J•エイブラムスが、スポック大使の死が若きスポックに伝えられるシーンを描いたところもグッと来た。また、最後にスポックがスポック大使の遺品からオリジナルシリーズのクルーたちの写真を見つけるところも、昔からスタートレックファンを大切にしている演出。
様々な工夫が凝らされたバトルシーンも必見。また、異常な数で編隊を成すクラールの艦隊をバラすには、高周波の通信で妨害する必要があると言うことで、ラジオで音楽を流すという方法を、カークらは取った。普通に考えれば、あまりにも馬鹿馬鹿しい手段だが、それがまた面白かった。スタートレック好きでなくとも、見て損はない作品だと思う。
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