この監督、原作者、妻夫木くんの前作「悪人」が面白かったので、本作も原作読んでから劇場で鑑賞。
①変なはなし
日本各地の三箇所に流れ者が三人やってきて、そのうちの一人が「怒り」事件の犯人なんだけど、
じゃあ犯人以外の2人のはなしは
事件になんの関係もない人のはなしってゆう変なストーリーのミステリー。
変だけど面白いストーリーではあるので
原作読んでなければ普通に楽しめると思います。
(「怒り」の夫婦惨殺事件は世田谷の事件を連想させますね)
②同性愛の描写
先に言っとくと妻夫木くんと綾野剛のゲイカップル演技が壮絶なり!
パンフ、副読本も買ったんだけど、それら読んだら役作りのために撮影に前後して同棲してたらしいね。
で、カメラとめてるときもイチャイチャしてキスしたりとかしてたらしい。
仕事に対する姿勢として素晴らし過ぎだと思いますが、できあがったモノ観ると若干ゲイ演技が生々しくてちょっと引いちゃいました。
③うーん…
まぁ、それはむしろ良い点かもですが
以下は良くない点。
物語後半、ちょっと
演出が過剰じゃないかなってシーンがいくつかありました。
音楽流して感動ぽいシーン作られると萎えるんですよね。
「悪人」のが落ち着いたトーンで良かったな。